病院の治し方、からの、ラストレター
録画していた
病院の治し方~ドクター有原の挑戦~
の第一話を観ました。
のっけから衝撃。
お医者さんが急逝
(もしや、相続対策してない?)
平成19年以前に設立された医療法人の
開設者では?
(持分あり?)
妻はすでに亡くなっている
(相続人は子1名のみ?)
広い庭のある一軒家に住んでいた
(所有物件?)
相続税、どれだけかかるのだろうか!?
納税資金の準備はできてる?
とおびえました。
あまりにも心臓に悪かったので
心を整えるために
本棚から以前に読んだ本を取り出して
読み返しました。
小説で学ぶ
クリニックの事業承継
ある院長のラストレター
(Meds医業経営サポーターズ/著)
- 作者:MedS医業経営サポーターズ
- 発売日: 2017/06/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
小説の形だと、すんなり頭に入ってきて
いいですね。
大切なことがちりばめられていて
読んでいるうちに、心が落ち着きました。
後継者の育成や将来の相続対策、もちろん自身の役員退職慰労金の支給準備などを
考えると、少なくとも数年、できれば10年程度の準備期間が必要です(P15)
準備期間の目安をお伝えすることは重要。
何のために必要な期間かも示してくださっていて
安心します。
いろいろな粗が見えてくることはあると思う。
そういうときには、職員との面談時間を増やすこと。
人には言葉があるんだから、言葉をうまく使うことが大切だと思うよ(P34)
従業員さんとの関係で悩まれる後継者は多いですが
人の悩みは、つきつめるとほとんどが人間関係に行き着くと思います。
苦手だな、と思う人がいる場合、意識して、あえて積極的に話しかけてみると
「意外といいやつじゃん。」と思うことも多々あります。
言葉を大切にしつつ、話してみる、ということは
とっても重要ですよね。
ほかにも多くの、
なるほど!がありましたが、
下記引用が一番衝撃を受けました。
親父がまだ元気だからこそ、今のうちから話をちゃんとしておくべきだ。(P13)
準備はどんなに早くても早すぎることはないぞ(P13)
そのうち話そう、いつかやろう、
ではなく
今、話そう。今、やろう。
なにかと後回しにしがちな自分に反省しました。
さあ、はじめよう!