企業を続けていくために【事業承継】

事業承継と企業の魅力アップについて考えます

病院の治し方、からの、ラストレター

録画していた

病院の治し方~ドクター有原の挑戦~

の第一話を観ました。




のっけから衝撃。



お医者さんが急逝
(もしや、相続対策してない?)

平成19年以前に設立された医療法人の
開設者では?
(持分あり?)

妻はすでに亡くなっている
(相続人は子1名のみ?)

広い庭のある一軒家に住んでいた
(所有物件?)


相続税、どれだけかかるのだろうか!?
納税資金の準備はできてる?


とおびえました。



あまりにも心臓に悪かったので
心を整えるために
本棚から以前に読んだ本を取り出して
読み返しました。


小説で学ぶ
クリニックの事業承継
ある院長のラストレター


(Meds医業経営サポーターズ/著)



小説の形だと、すんなり頭に入ってきて
いいですね。


大切なことがちりばめられていて
読んでいるうちに、心が落ち着きました。

後継者の育成や将来の相続対策、もちろん自身の役員退職慰労金の支給準備などを
考えると、少なくとも数年、できれば10年程度の準備期間が必要です(P15)


準備期間の目安をお伝えすることは重要。
何のために必要な期間かも示してくださっていて
安心します。

いろいろな粗が見えてくることはあると思う。
そういうときには、職員との面談時間を増やすこと。
人には言葉があるんだから、言葉をうまく使うことが大切だと思うよ(P34)

従業員さんとの関係で悩まれる後継者は多いですが
人の悩みは、つきつめるとほとんどが人間関係に行き着くと思います。
苦手だな、と思う人がいる場合、意識して、あえて積極的に話しかけてみると
「意外といいやつじゃん。」と思うことも多々あります。
言葉を大切にしつつ、話してみる、ということは
とっても重要ですよね。


ほかにも多くの、
なるほど!がありましたが、
下記引用が一番衝撃を受けました。

親父がまだ元気だからこそ、今のうちから話をちゃんとしておくべきだ。(P13)

準備はどんなに早くても早すぎることはないぞ(P13)

そのうち話そう、いつかやろう、
ではなく
今、話そう。今、やろう。

なにかと後回しにしがちな自分に反省しました。



さあ、はじめよう!